イチローは外野手として人類史上最高クラスの野球選手と言えると思います。
日本のプロ野球はもちろん、メジャーリーグでも大活躍して、数々の大記録を打ち立ててきました。
日本やアメリカで最も有名な野球選手の1人でしょう。
記録にも記憶にも残り、みんなに夢を与え続けてきた選手です。
そろそろ43歳、引退がちらつき始める年齢です。
いつまでも現役で頑張ってほしいと願ってますが、厳しいプロの世界ですから、そうはいかないでしょう。
昔、45歳までメジャーでとか、50歳まで現役でやりたいと言っていましたが、あと少しです。
45歳までメジャーでというのは現実味を帯びてきましたね。
もしかしたら50歳になってもメジャーでやってたりして。
偉大な天才打者イチローは引退するまでに、ヒットを何本打つんでしょうか?
イチローの成績や大記録
イチローは言わずと知れたレジェンドで、大打者です。
引退したらすぐ殿堂入りだろうと言われています。
天才打者、安打製造機と言われ、日本のプロ野球では1278本のヒットを打ち、メジャーリーグでは2016年までに3030本もヒットを重ねてきました。
メジャー3000本安打も達成し、ネクストステージに突入しました。
2016年のシーズン終了した段階で日米合計で4308本もヒットを打ち、プロの野球選手として人類史上一番ヒットを打ちました。
メジャーと日本じゃレベルが違うとか、いろいろな意見はありますが、イチローが一番多くヒットを打ったのは事実です。
仮にメジャーだけで見ても3030本という安打数は歴代25位です。
各年のメジャーリーグでの成績は表のとおりです。
2001年にメジャーリーグに移籍して、MVP、新人王、首位打者、盗塁王、シルバースラッガー賞、ゴールド グラブ賞を獲得しました。
こんなに同時に獲得したのはイチローだけです。
2004年はジョージ・シスラーの257安打というメジャーリーグ記録を84年ぶりに更新して262安打というシーズン最多安打記録を打ち立てました。
成績の表を見ると分かるとおり、10年連続で200安打達成しています。
足が速く、内野安打も多いので、それだけヒットになる確率が高いんですね。
10回の200本安打は ピート・ローズに続いて2人目ですが、イチローは連続年数で達成しています。
連続っていうのは偉業ですね。
足が速いので盗塁もメジャー通算で500盗塁も達成しています。
メジャー16年連続二桁盗塁っていうのもスゴイですね。日本時代からだと23年連続になります。
イチローは守備力もすごい
足が速いということは守備範囲も広いです。
イチローはヒットもすごいけど、同じくらい守備力もすごいです。
だって10年連続でゴールデングラブ賞を受賞しているんですから。
エリア51って聞いたことありますか?
イチローの守備力の評価です。
エリア51って、ネバダ州にあるアメリカの空軍基地の一つで、アメリカの中でも厳重に警備されているところです。
アメリカでは、イチローの守備力がそのくらいすごいと評価されていました。
守備範囲も広く、肩も強い。イチローの送球はレーザービームのようだとよく言われます。
ライトを守るイチローの前に打球が飛んだとき、一塁ランナーが、三塁まで行きたいところ、二塁までで諦めた場面を何度も見ました。
あのレーザービームの送球を見たら、三塁落とすの難しいもんね。
三塁まで行けば、ワンヒットでホームに帰り、1点入りますが、二塁だとホームまで帰れず、得点に至らない場合があります。
あと、三塁ランナーがライトフライでホームに帰れなかったりしたので、守備面での貢献度は最高レベルだったと言えるでしょう。
打撃の記録は、ヒット数として数値で残りますが、守備や走塁って残りません。
一瞬の判断で難しい走塁のミスもほとんどないイチロー。
走攻守三拍子そろった、というか完璧にそろった史上最高クラスの外野手だと思います。
イチローの弱点
イチローの弱点はどこかと言うと、ありません。
全コースのあらゆる球種に対応してきます。
しかし、その中でちょっと穴がありそうだと思うのは、高めのストレートです。
特にアウトコースの高めが少し弱点かもしれません。比較するとですが。
多分、そこに投球される確率が低いので、イチローが待っていないからだと思います。
あと、若干ヘッドがほんの少しだけ下がるように見えます。
なのでフライになったりもします。
しかし、配球の中でそこに投げても、だいたいカットしてファウルで逃げられますし、ボール球を投げたいところ、間違えて中に入ると痛打されます。
コントロールを間違えないようにアウトハイを攻めたり、外側のボールになる変化球やチェンジアップ系を見せながら、外側を意識させつつ、低めの変化球やインコースのファストボールやカットボール等で攻略していく人もいましたね。
弱点がないからと情報戦を仕掛け、わざわざ「インコース苦手だ」と噂を流して、アウトハイを攻めて抑えた指揮官もいました。
だけど、イチローは、これまであらゆる攻略法に対応してきました。
2011年くらいからスイングスピードが遅くなった時期もあった気がしますが、その時はファストボールの力で抑えられた場面もありました。
でも、最近はまたスイングスピードが戻ってきました。
チャップマンや大谷みたいに160キロ(100マイル)を超えるストレートでないと、ねじ伏せることも難しいかもしれません。
100マイル超えても、普通に打たれるかもしれませんけどね。
イチローは引退するまでヒットを何本打つのか
まだメジャーに行く前、初めてイチローの打撃をこの目で見た時、ぞくっと鳥肌がたちました。
日本で試合前の練習だったのですが、打球が綺麗すぎて、そして、よく飛ぶんです。
その打球の軌跡と言うか弾道を見たとき、他の選手にはない特別な打球に見えました。
イチローが引退するとしたら、身体能力が落ちて足が遅くなったり、ケガなどが原因となるんじゃでしょうか。
それまでは、現役続行だと思います。
スイングスピードが遅くなるとヒットの確率は下がりますし、一塁までの到達時間が長くなってしまうと内野安打も減って、ペースダウンになってしまいます。
仮に45歳まで現役でやるとすると、あと2年ですから昨年のヒットは95本でしたから、同じペースなら今後190本打つ計算になります。
それならメジャー3220本になりますが、多少ペースダウンも考えられます。
おそらく3200本安打前後ではないでしょうか。
もし、50歳までメジャーでプレイした場合は、あと7年ですから、同じペースで行けば、あと665本です。
665本売れてば、3695本です。
まあ、普通はペースが落ちるでしょうから、もしそうなっても3500本くらいではないでしょうか。
結果が出ないととメジャーに在籍するのが、難しいでしょうから50歳までメジャーで現役なら3500本安打かなと思います。
イチローは引退後に監督やるのか
もし、イチローが引退することになったら、監督やコーチをやるでしょうか?
やるとしたら、メジャーリーグ?日本ならオリックスか?と思われるが、実際、選手はついていけないと思ってしまいます。
イチローがすごすぎて、誰もその指導についていくことができないのです。多分、イチローのやってきた練習、野球に対する姿勢、考え方がハイレベルすぎるんです。
イチローの理想とする思い描いている野球を選手が実践できないので、選手とのギャップが生まれますし、ゲームに勝てません。
イチローって管理職タイプじゃなさそうですもんね。
最後に
勝手に予想したり憶測でいろいろ書きましたが、こんな感じで考えている人もいるんだと、楽しんで見ていただけたら幸いです。
イチロー選手が45歳とか50歳まで現役ってどっちもスゴイですけど、ずっと応援したいし、ずっと見ていたい選手ですよね。
引退したら、悲しいな~
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